蟻月

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恵比寿のもつ鍋。ふだんは二週間まえに予約しても満杯らしいのだが、平日夜に入ることができた。恵比寿ガーデンプレイスで、店からの空席の電話を待ちつつ、PowerBook でサウスパークの「チンポコモン」のエピソードなど奥さんと見つつ、夜中9時半までねばる。

入ってみると中は結構ひろく落ち着いていて趣味も居心地も良い。まずは酒の肴に一品料理。牛レバーは時間のせいか品切れということで、酢もつを頼む。もつを薄切りにしてさっと湯に通し、シャキシャキ玉葱、ぽん酢、若干の唐辛子であえたもので、これが実に旨い。座っていたカウンター席の後ろには大量の焼酎、メニューにも一面にかずかずの焼酎がならんでいる。

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唐揚げなどもうまい。さて、本筋のもつ鍋。白、赤、金の三種があるが、頼んだのは味噌味のシロ。さっぱりこってりとして、ほんのり甘い白味噌に、胡麻の風味が効いていて、ぷりぷりしたモツに、甘いキャベツ、しゃきっとしたゴボウ、ニラ、輪切りの唐辛子。熱々のやつを、モツに野菜に、どれをどう器にいれて、どういうコンビネーションでひとくちひとくち味わおうかと、すっかり満足、腹一杯になった。仕上げの饂飩も、隣がオーダーしたのを見ていると細めで腰が強いもののようで、これまた旨そうだった。

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メインのモツ鍋はどれも1,200円、一品料理もどれも600〜800円あたり、焼酎もロックでこれまた 600〜800円程度と、恵比寿という場所や店内の広さ、味を考えると非常に良心的。