Renault Megane Cabrioret

さて、お台場DECKSではルノー新車展示会をやっていて、メガーヌのカブリオレが展示されている。
きょうお台場なんぞに来たのは純粋にこのためで、(お台場にサーバをリブートしにくる仕事ができたのはラッキー♪というぐらい)去年の初夏に、北京の空港で見た自動車雑誌でメガーヌのクーペカブリオレの記事を見てから、現物をいつ見れるかな〜 と思っていた。

Megane Glass Roof Cabriolet (Renault Japon)

なかなか会場がわからず、Megane... Megane.. としょうもない駄洒落を頭にうかべつつ歩いていると、

現場はクイズありDJあり、抽選会ありとベタベタにうるさく、埼玉県人すら尻込みしそうな勢いだったが、でもこれぐらい必死で売り込まないといけないんだよねシトロエンも。いろいろと悲しくせつない。

最近のクルマはみんなそうなのだが、まず雑誌とかWebの写真でみると
「なんだコレ変なカッコ」
しかし実物を見ると
「うおぉこれはいい」
というものが多くて、さっきの新型C5のクドい尻のテールランプもそうだ。で、このメガーヌ・カブリオレも、写真でみるとボテっとしてちっとも冴えないのだが、現物を見ると躍動に向かうカタマリ感とでもいったものがあって、非常によろしい。これはイイ!

ちなみにメガーヌRSもあったが、これまた、写真でみると「奇形のウンカ」のようですが、実物はムラムラするほど良いです。

お尻も、かわいさといやらしさを両立していて、かなりムラっとくる。
ぴょこんと立ったアンテナが可愛い。

ところで、このクルマもいわゆるクーペカブリオレなので、変形ロボットのごとく屋根がたたまれて尻に入る。おまけにこのメガーヌの場合は屋根も透明ガラス。というわけで、かなり「必死」な感じでたたまれて格納される。

屋根がトランクにおさまったところ。
閉じてきた屋根が荷物をつぶさないよう、仕切り幕を前もって水面のようにトランクの荷物室に張っておくことができる。この幕の下にだけ荷物を詰めるようにしていれば大丈夫なわけだ。
無論、「金輪際屋根は開けない! (屋根をトランクの中にしまわない)」と決意しているなら、トランクはまるまる荷物入れに使える。

このへんは、夏にいじらせてもらったプジョー307CCとかと一緒だが、この「水面下」がメガーヌクーペカブリオレの場合はさらに浅い。おれが手の親指小指をいっぱいに広げて中で立てると、親指がトランクの床面に、小指が仕切り幕の「天井」についてしまう。つまり普通のピアノの鍵盤12個、1オクターブ分しか収納部の高さがない。こういうクルマにユーティリティを求めてもしょうがないが、昔は高級車でさえハッチバックになっていないと荷物が積めんではないか、と文句をいっていたケチなフランス人も今やずいぶん変わったものだ。
もっとも最近の乙な欧州車のデザインは実は日本人が多いけどね。

車内はガジェット感覚と微妙にエッチな高級感があわさっていて、なかなか良かった。そもそもフランス人が、ドイツ人や日本人と高品質感で勝負してもしょうがないのだ。そういう負けいくさから、さっさと別方向に走って逃げてあっかんべーをしているような割り切りコンセプトは、なかなかナイスだ。

しかし後席は子供すら逃げ出すような狭さで、まぁ家族と死別とか、離婚した場合のお楽しみとして、このクルマはとっておくことにしよう。

水野晴夫じゃないが、いやー、フランス車って、本当にいいですねー。の午後。