新生ロールスロイスのファントムの、さきっぽのおねえさん(Spilit of Ecstacy)は電動で格納できるようだ。格納ボタンが非常にわかりやすくておかしい。

このファントム、マイナー軍用機好きならわかると思うが、イギリス人のビザーな不気味工業デザイン(ヴィクセンとかバッカニアとかニムロッドとか、サンダーバード2号とか、テレタビーズとか)のテイストを見事に具現していて、良くも悪くも、こんなクルマに乗ってる奴はスゲーというオーラを5割増しにしている。

車輪のまんなかにある RR の文字がつねに正立状態で目視できるように、ホイールの中心に、ロゴを車輪と等回転数で逆まわしさせるモーターまで仕込まれている。

でも設計してるのはドイツ人だ。というか、いまのロールスロイスは BMW の高級ブランドだ。実は、微妙に、やーい英国人め、と茶化している気持ちがあったりしないかな。