上海

疲れていたので昼過ぎまでのんびり。

結局部屋から ppp はどうにも無理そうなので、ホテルのロビーに申し訳程度においてある「インターネットパソコン」を使わせてもらう。10分10人民元。

keitaircと、自社のサービスの宣伝をするわけでもないが、リモートメール for PCがあって本当によかった。なかったら死んでしまう。

逆にいえば、keitairc とリモートメールの届かない都市というか現世はこんなに不便だったのかとあらためて愕然とする。

外は東京なみに暑い。プラザ66の地下でなんかイマイチのメシ。

上海博物館

人民公園まで歩いて、上海博物館。20元。60元払えば日本語アナウンスの機械も借りることができるが、カタにパスポートを取られるのが不安でやめた。

あまり古代の遺物といったものには興味がないのだが、展示物もおなかいっぱい(大英博物館ぐらいまでいくと、あまりに規模がでかすぎて、まず最初に戦意喪失してしまう)で、たっぷり満足。
王義之の真筆やら、これが「大地玄黄」かとか、書や画のあたりは割と自分にも楽しめた。
カルティエ展もやっていた。悪趣味の権化だが、カルティエがジャン・ポール・サルトルに寄贈した金とサファイヤの剣はちょっとよかった。これを上海の博物館で見るというのも、当時の毛沢東ラヴなフランス文化人どもテイストが強化されて良い感じ。

人民広場地下のショッピングモール香港名店街(ちょっと名古屋チックだ)、新世界デパートに寄ってから、石門一路駅まで戻り、伊勢丹で買いものをしてからホテルに戻る。

ホテルのキーが開かなくなっていたので、ついでに念のためチェックアウト日を確認すると案の定間違えている。まぁ外国のホテルなのでこんなものか。もっとも英語の通じるホテルでよかった。中国語はいまだにニーハオ、シェーシェ、ツァイチェン、シー。しか言えません。

伊勢丹地下にはラーメン、タコヤキから鉄板焼までいろいろとあったのだが、どうせなら旨いビールでちゃんと煙草を味わいながら旨い物を食いたいじゃないですか。というわけで、昔いった静安公園脇の安い店まで記憶を頼りにいってみるつもり。

 

なんか疲れちゃったので、ホテルの部屋で、買ってあったチーズと、ギネスやら虎牌ビールが晩ご飯と。

ちなみに伊勢丹とか高級食材スーパーとかですら、ブルーチーズの類を売っていなかった。なぜだろう。
真っ赤とか真っ黒な腐り豆腐を食う中国人が、ブルーチーズを食えない訳ないと思うんだけど。