Lancia Ypsilon

父の日だからおとうさんの行きたいところにいっていいよ、というので、しかし特に現実的に行きたいところとか欲しいものもない。

そういえば美女木のオートトレーディングLancia Ypsilonの並行を展示しているらしいのを思い出したので、なんだかんだでいってみる。

初代? にあたるLancia (日本では Autobianchi ブランド) Y10 (イプシロン・テン)は、わけあって1カ月ほど乗っていたことがあるのだが、角張ったヘンなスタイル、思いのほかしっかりしたボディ構成、うるさくパワーのない1リッター FIRE エンジン、ぐにゃぐにゃシフト、典型的なイタリア猿スタイルのステアリング、アルカンタラの内装、そしてあのイタリア車独特の室内の接着剤の甘い香り。と、なかなかイタ車な小粒な印象の残る車だった。

二代目のLancia Y (イプシロン)は、またぐにゃぐにゃした独特の格好でぐっとくる感じだったのだが、現行の Ypsilon は、しばらく出たことも気づかなかった。とうぜん正式輸入はされてない。

奥さんがこれに乗っていたらいいかなぁ、と勝手に妄想していたのだが、実物をみてみたところ、ごめん、あまりぐっとこなかった orz

最近のカーデザインは、写真でみるとナンダコリャで、実物をみてはじめて、ぐぅ、かっこいい。というパターンが多いと思っているのだが、(欧州車には珍しく)この逆のパターンだったようだ。

店は、アルファ 147 2.0 TI と、エリーゼ、オペルスピードスター、バーキン 7 というロータス系、それと TVR がイパーイという展示。

息子はエリーゼのコックピットに座らせてもらって大喜び。んでもって、兄妹で TVR タスカンの乗り方*1と降り方*2までレクチャーしてもらって、実はその後ろで俺が密かに大喜び。

こういう店に置いてある車や来る客というのはそれなりに興味の濃い顧客であるから、あんま見積りいま取りましょうだのガツガツするよりは、気軽にまたどんどん遊びにきてくださいな、んでもってガキがいれば洗脳する、という戦法のほうがいいわけで、実際お店のお兄さんは明るいとても感じのよいかただった。

今回 Ypsilon はご縁がなかったけど、お店の感じは満点。


*1:リモコンキーでロック解除。ドアミラーの下にあるポッチにさわる。パワーウインドウがすこし開く。そこから手をいれてドアを開ける
*2:コンソール中央にある LED 表示部の左右にある小さな金のボタンを押すとドアが開く