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20,000km を超えて、すっかりいい塩梅になってきた。
独特の「どんぶらこ」っぷりがとうとう全容をあらわし、ここでようやく、お前は見事にシトロエンの血族、ハイドロの眷族の正当な継承者だということが明確になった。最初ドイツ車よばわりして悪かった。

ただし、足のやわらかい車が苦手な人を載せると酔うようになってしまったようだ。
サスペンションを通常モードにしてデスマーチ状態のむっちを自宅まで送る、サスペンションをスポーツモードにしてデスマーチ状態のむっちを自宅まで送る、として検証を行なってみたがなんとなくそんな気がする。

しかし、かなり寝かせて・使ってみてはじめて味が表に出てくる商品というのは、所有者にとってはなかなかイイのだが、売る立場からみれば相当むずかしい商材だ。一体我々はどうしたらいいのだろう。