Fiesta Songs / Senor Coconut

クラフトワークのカバーアルバムEl Baile Aleman / Senor Coconut y su Conjunto本当に最高だった、ライナーノーツにも書いてあったが、クラフトワークの原曲たちが、曲としても実はいい曲だったんだということを再発見、引き出してくれていた。「音楽」「合奏」ってたのしいな、という楽しさが肌で伝わってくる感じもあり、大当たりの名盤だった。  

El Baile Aleman

El Baile Aleman

 

 で、Fiesta Songs / Senor Coconutのほうはどうよ? というと、僕が原曲をあまり知らないのもあるのだろうが、まあまあとてもいい、という程度の感じ。Smoke on the Water はそつなく良くできている。

個人的には、Jean Michael Jarre

フランスの電子音楽家。電子音楽家なんて言い方が古くさいんだけど本当にそうだからしょうがない。冨田勲をフランス人にしてキザな色男にしたかんじ。お父さんは映画音楽家のモーリス・ジャール (「スーパーマン」とか「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」「ファイヤーフォックス」)、お母さんはなんか有名な女優。ちなみに奥さんは女優のシャーロット・ランプリング

の Oxygene II をやっているのがまいった。これもともと中間部がマンボっぽい曲で、当時のシンセサイザーミュージックとしてはそれもまた変だったのだが、本当にマンボで「ウー、ハッ」とかやられると、たまりません。 

Fiesta Songs

Fiesta Songs

 

つかhttp://www.jeanmicheljarre.com/てっぺんが見えませんよ。