C5確保(つづく)

シトロエン世田谷にはディーラー認定中古車が並んでいて、ふんふんそれで?と見ていったら、

C5ブレーク*1 2001, フル装備, 青, 7000km, 車検 H16/10, 248万

という、異次元の安さのタマが。

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店はなんか工事していて自動ドアも止まっていたのだが、むりやり開けて入ると、工事していたおじさんが「おーい、お客さんだよー」社員がひとり出てきた。

どうもこの日は定休日だったらしい。そういや水曜日だった。定休日に店舗の自動ドアとかの修理をやっていて、工事のおじさんが入っていて、後始末と掃除係で社員もひとり来ていたと、こういうことらしい。

シトロエンのディーラーは、散らかってたり、人いなかったり、呼んでも出てこなかったりとかがごく当たり前という印象があったので、最初の30分ほどまったく違和感がなかった (わら

まだ新車保証も残っていて、7,000kmというのは、むしろ初期故障のエージング、ナラシ、apt-get upgradeが済んで、これからおいしい人生のはじまり、といったかんじだ。10,000kmぐらいまでは硬いらしいので。

開けてもらうと、やっぱり、ひろーーーーーいよこれは。人間が人間になれるというか。
アルファやアウディを見たあとにこれを見ると、北朝鮮から脱出してきて、広い野はらで伸びをしているような気分になる。

安さの秘密は、岡山から来た新西武のタマで、しかし新西武は会社が解散するわディーラーがなくなるわで行き場のなくなっていた個体をGSTが引きとった、というものらしい。ただそれは昔の話で、おれはシトロエン・ジャポン傘下のGSTから買うわけで、メンテはしっかりサポートせいということには問題なし。
あとまぁブレークとしては初期ロットなんだよねえ。でもC5という車としてはv1.1ぐらいになってからブレークが出ているので、ファームのupgradeとかキッチリやらせればいけそうかと。

カッコ的にはブレークよりもベルリーヌ*2のほうが好きだし、ベルリーヌだって5ドアハッチバックの威力、豪快に荷物積める。C5ブレークの尻は最近の仮面ライダーのようであんま好きでないのだけれど、奥さんがワゴン欲しがっているようなので、これは家庭内稟議通しのツボポイントでもあるだろう。

というわけで、休みなのにすいませんねと見積りを書いてもらう。

というか、カーセンサーとGOOに広告掲載し、それが明日朝店頭にならぶとのことで、すでにGOOのインターネットのほうには出てしまっているかもと。
きょうは定休日でお客さんからの電話はかかってこない、しかし明日の朝10時の開店と同時に電話で押えられてしまったらおわりだ。まぁそういって営業さんにノせられているわけだが、たしかに7000kmのC5 breakが正規ディーラーで248万だったらお祭りかもしれない。

明日朝速攻一番で電話するということで帰宅する。

悪女に惹かれそうになったが幻滅、やっぱり一番だいじなのはキミしかいないよというか、信仰は捨てられませんというか。しょうがないな。

しかしついさっきまであれほどポルポト派政権だの金正日だの思っておいて、帰りにはいやーみなさんがんばってくださいとか、おれは調子がよすぎる。ストックホルム症候群か?

GOO

たしかに出てるな。


*1:フランス語で「ワゴン」ね.イギリス英語でも時たまつかわれる。アストンマーティンのシューティングブレークとか。馬車の形式から来ているらしい
*2:フランス語でセダン。イタリア語だとベルリーナ。200年ぐらい前に流行した「ベルリン式馬車」の形態から来ているようだ