入間航空祭

天気がいいのでどこかにいこうかというところ、きのう西武線の駅で 11/3 入間航空祭のポスターを見ていたので、なんとなく持ち掛けてみる。

子どもたちは大泉交通公園に最初いきたがっていて、ブルーインパルスが飛ぶんだよと教えても「うるさそうだ、いやだそんなの」と言っていた息子だったが、さぁ出かけるという段になって、さっき見せたブルーインパルスの QuickTime が効いてきたのか、やっぱり飛行機のほうに行きたいー と号泣することに。

しかしやはり大泉交通公園で自転車に乗りたいという娘と、子ども同士で意見がどうしても折り合わず、まあたまには別行動もいいだろうということで、おかあさん+娘の女の子チームとおれ+息子の男の子チームに fork する。

まともに航空ショーを見に行ったのは20何年ぶりぐらいで、たしか 86 ブルーの最後の公開飛行の日で、タキシングを涙にかすむ目で見送った中学生だった覚えがある。

最近は飛行機にはすっかり疎くて、F2 とか T4 の現物をみるのはほとんど生まれてはじめてだ。

T4 のブルーインパルスは、機種じたい亜音速の練習機*1ってこともあって、演技演目や迫力も地味めだった。T2 ブルーの事故と公開中止の影響とか、環境への影響とか予算の都合もあるのだろう。スモークも白色しかない。

それでも、密集した4機編隊がきれいに輪を描いて上昇していくのを見るだけで、あぁ国産技術… とかなんとかが頭に去来し、涙腺がゆるめになるというのは、じつにちょろいものだ > おれ。

稲荷山公園駅にでかい臨時改札がつくられるのでもわかるとおり、基地じゅう、町じゅう、朝のラッシュのような混雑で、電車に乗るにも、プラットフォームへの入場規制の人だかりが駅のそとから真っ黒く並んでいる。いったん逆方向の入間市までいってから座って引き返す。

息子と二人で外出というのはめったにできないのだが、やってみるととても楽しくてうれしかった。


*1:もちろん、お約束として、裏には戦術対地攻撃機というミッションもあるのだろう。アルファジェットみたいな。