ハムナプトラ

実際に通して見るのはこれがはじめてで、大変に雑な神経の映画であった。

最初にみたのは 1997 年あたりの SIGGRAPH Electrical Theatre で、煙や埃、群衆シミュレーション (人食い虫のわらわら) といった「旬な技術」、あと台上の美女に迫りくるミイラを前に大立ち回りのシーンの合成、あれミイラはフル CG で、俳優は、まーったく何もない空間を相手に、想像上の殺陣12人 (というかミイラ) に対する派手なアクションを長回しで撮っている、というあたりにそれなりに感銘を受けたので。

しかし映画として見てみると、全然ダメ。