七五三

息子が5歳で娘は3歳、七五三の五と三にマッチするので、今日は休みを取る。

朝帰りで昼に起こされて、もうろうとしていたが、きょうは奥さんも若干お化粧をしていて、とてもかわいくてきれいなので(いつもかわいくてきれいだけど)目がさめる。

クルマで田無の写真屋へ。シーズン中というのもあるのだろうか、二階が子どものお写真ご撮影準備専用フロア? になっていて、お召しかえというか、結婚式場のお着替え業者(ワタベとか)のガキ版みたいになっていて、なかなかすごい。

子どもたちは友達どうしで使いまわしの、持ち込みの和服を着ている。大変かわいい。

撮影すんで、合計5万2000円も取られたので、びっくりして絶句する。みんなこうやってオトナの社会の経験値と知識をつけていくのだ。

私の実家の石神井に戻る。おれも千歳飴というのをちょっとわけてもらう。子どものころ、一度でいいからほしくてほしくて、なめてみたくてなめてみたくてしょうがなかったので、34 にして願望を達成できたことになる。

うちは七五三とかお参りとか、そういう非科学的というか宗教にコミットするようなことは一切しなかったので、子ども心にもそのあたりは賛成していたのだが、そういうわけで、いまだにおれは七五三がいつごろやるものなのか、特定の日がそれにアサインされているのかどうか、というか結婚するまで、「お彼岸」とか「帰省」とかいう風習、概念も実はよく理解していなかった。

夕食はバイキングで、和服の子どもたちもつらそう、奥さんも帯の締めつけがきつくて気分わるくなってしまったので、やっぱりこういう古い文化というか非科学的、legacy なものは、人間をダメにするというか、あらゆるダメだね!