Xantia

かれこれ 32,000 km 3年経過なので、順当に問題点が出てきたっぽい

前輪から異音

30〜60km の速度範囲において、アクセルオフすると、前輪下部? からカタカタカタカタと、軽めの金属が何かを叩いているような音。
先週ぐらいから かすかに聞こえてくるようになったが、ここ二三日、著しい。
アクセルオフの時だけ出るので、単に回転系に何かが引っかかっているとかホイールがどうとかではなくて、駆動系とか変速系にからんでいそうで、いやだ。
ブレーキ on/off, AT のレンジには関係ない。
つーか、実は結構やばいのかも

AT 泣き

この程度走行距離をこなした個体ならめぐってくる お約束コースのようだ。もともとシフトショックもでかかったのだけれど、2 から 3 へのシフトアップのとき、AT が「キュッ」と泣く。

ML だと、AT に水が侵入したせいだという観測も多い。でかい水溜りを突破してから泣くようになったという報告が複数ある。
ATF 交換も したほうがいい いやしちゃまずい とかいろいろ意見があって。とりあえず、通勤に使う車なので、自分で ATF 交換する度胸はない

メイン・アキュムレータ周辺の LHM 漏れ

これはシトロエンお約束とはいえ、やっぱまずいね

いや、おかげでけっこう神経太くなったとはいうものの、ふた月で LHM ひとびん使ってしまうのはアレだ。
おかげで会社の立体パーキング、おれのところは まじで緑の海で、発車すると LHM を踏んだ前輪が こう延々と緑色の タイヤ跡を駐車場に残すという、そろそろビル管理会社から文句をいわれても しょうがないレベル

ブレーキの泣き

まぁ、これはいいや。

ということで

まずは関町に予診の予約を日曜で入れた。
AT 泣きと LHM 漏れはお約束コースなので対処もわかっているが、「異音」ってやつだけはまず様子をみてみないと 見積もりも立たない。

水溜り

水溜り突破で AT に水が浸入ってのは、ダメスギ。ただこれはシトロエンが悪いのではなく、ドイツの変速機メーカーZFが悪いのだ。Xantia はZF 4HP14

とにかく ZF の AT はヤワというか、いちいちレンジをいじって遊ぶとか、信号待ちで いちいち N とか P に入れたり (日本人特有の習性らしい)すると、あっというまに AT が消耗してぶっこわれる。
例の「六本木カローラ」だった BMW 3シリーズ (E30) とかがまさに ZF の AT で、トヨタ同様の感覚で乗っていて、AT assy 交換の 30 万コースに沈められた慶応大学学生や青年実業家が 5〜7 万人はいたと電通の調査書にも書かれている。

当時父親が3台続けて 3 シリーズに乗っていたが、街中では 4 でなく 3 に入れて運転していて、これは ヨーロッパの高速寄りな走行パタンに合わせた設計の AT で4 (つまり D だね) に入れっぱなしで東京を走るとしょっちゅう 3 と 4 を行ったり来たりするので、ただでさえのダメ AT の、寿命をさらに縮めるからだと言っていたがたしかに これは BX でも基本テクのようだ。

そのせいで、怖くて、いまの車を買ってから、3 とか 2 とか 1 に入れたのって、まじで 数えるぐらいしか ない。