三歳半、カタカナを勝手にどんどん覚えている。
牛乳のパックとか、ジャムの瓶とか、クルマの広告とか、いろいろ読んでは「これで合っているか」確認を求めてくる。
絵本とか幼児向けの書籍には、カタカナに必ずひらかなでルビが振ってあるので、これで覚えるようだ。

こう、スポンジが水を吸い込むようにものを覚えられるというのがうらやましいのが一点、
あと、毎日毎日、自分の知識つーか世界がどんどんひろがってるんだろうな、これもうらやましい。
何よりも、誰にも強制されず、自分でおもしろいおもしろいと覚えているのが うれしいね!

やらされる勉強ほど、イヤなものはないからね。

ひらがな

ひらがなは既にばっちりなのだが、これは奥さんが絵つきの五十音表を描いて作って張っておいたら、勝手に覚えた。
「あ」はアイスクリーム、「い」はイルカ、とか。
これも、「覚えなさい」とか言わざるを得ない状況になったらせつないなぁ、と思っていたけど、勝手によろこんで覚えてくれたので、うれしい。

夜、寝る前に妹に絵本を読んであげるときなど、せりふ部分の読み上げる調子の変え方など、結構上手だ。

ただ、時制がめちゃくちゃだね! つーか、まだ過去未来現在の概念がしっかり自分のものになっていないのかもしれない。

一歳半の娘は、「yes = うん」「no = (首を横に振る)」をマスターしたようだ。というか、思い違いかもしれないが*1、けっこうこちらの質問文を理解して返事しているような。
test suite っぽい一連の質問を行なっても、それなりに通過する?(意地の悪いおやじだ)

発言できる語彙は、まだ

とーと
かーか
ばーば
じーじ
まんま
ぎゅー (牛乳)
ねんね
あちー
いてて
がっこ (だっこしてくれ)
うん
はーい
ねー (同意を求める)

ぐらいだ。

なんつーか、くよくよしないというか、明るい性格なので、得な人生をおくるだろう。


*1:ローレンツ(動物学者)「吝嗇の法則」:動物の振る舞いについて、知的な行動も含め複数の解釈が可能な場合、正しいのは、そのなかの一番下等な解釈である。