愛の渦

「乱交パーティーの一夜」の話。参加者はサラリーマン、ニート、OL、ごく普通の人たち。望んで非日常に参加するが、なかなか非日常にとけこめず、ぎこちない時間が流れはじめる。

と、いったところからの小さな群像劇。情けなくて切ない世界観のうえに、巧い役者さんが揃っていて非常にいい。もともとは戯曲らしく、これはお芝居で見ても良いものだろう。

テーマは100%セックスだし、それなりにセックスシーンも多いので、というか着衣シーンはごく少ない。こういうものが苦手な人には勧められない(そもそも18禁)が、「十二人の怒れる男」「ニンフォマニアック」の両方にピンとくる人には、試してみていただきたい。 

塩釜水産物仲卸市場

朝のうちに塩釜水産物仲卸市場へ。
仙台の市内中心部からは車で40分ほど。

当地でも気温が急に暖かくなってきて、とても春めいた陽気。
空も海も気持ちがいい。

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塩釜水産物仲卸市場は、もちろん当地の海の幸の台所なんだけど、観光客にも楽しく門戸を開いているところだ。

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入ってみると、海産物のパレードに、目はたのしくて、鼻は磯の香りでいっぱいで、腹も減ってしまって仕方がない。

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気仙沼の牡蠣。でかい。
ここでいますぐ食える。
ひとつ300円。

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さっそく開いて、洗って、レモン汁だけかけてもらう。

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でかい。

でかいです。

ロールパンや、文庫本や、iPhone 8を食うイメージ。

隣のおじさんはほぼ丸呑みにしていた。

僕はすこしずつ、はむはむ、しゃきしゃき食べていたら、これ1個でそこそこ空腹がおさまっちゃったぐらい。

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この塩釜水産物仲卸市場には、自分で市場で海産物をどんどん買ってきて、それを必要に応じて自分で炙り、あとはご飯セットで好きなように丼にして食べてね、という「マイ海鮮丼コーナー」というDIYサポートがある。

マイ海鮮丼コーナー

ぐるなびマイ海鮮丼コーナー

これは大変魅力的なのだが、そこそこの人数と実行力・企画力で行かないと、ひたすら「一種類オンリー丼」をもくもく食べる羽目になりそう。ホヤ丼とか青柳丼とかね。4人ぐらいで襲撃することを、ちかぢか検討してみたい。

なので、今日は同じ屋根の下にある海鮮丼屋さんへ。

加瀬 塩釜市場店

ぐるなび加瀬 塩釜市場店

「おすすめ4種丼」とかも美味そうだったが、2,000円の「いちばんいい感じにいろいろはいってそう丼」を注文。名前は忘れてしまった…

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写真右上にあるのは「ぎばさ」という海藻を細かく刻んだ「ぎばさとろろ」というもの。まさにネバネバ系。

海鮮丼って、食べはじめは、「次はマグロにしよっかな、それとも海老にしよっかな」という、まだアンサンブルがそれほどでもない、グループワークでまず自己紹介したばかりの少しぎこちないような空気感から入ります。その状態で「ぎばさとろろ」を投入してもいいんですが、最終局面の、メシや醤油やワサビ、そして海の幸たちが混じり合って世界観が見えてきた! ってあたりで、ライブ会場のオーディエンスの盛り上がりがついにバンドと一体化した! って感じで入れるのが最高です。

パシフィック・リム: アップライジング

3Dメガネかけて観てきた。TOHOシネマズ 仙台。

前作「パシフィック・リム」は、デカイ! 重い! 迫力! アツい友情! だけに振り切ったところが魅力で、観ているうちに、主人公たちというより監督に感情移入してしまうところが実におもしろい映画だった。

今作は途中で監督がデル・トロさんから別のひとに代わり、確かにいろんなまとまりは良くなったのだけれど。

特徴的な魅力を放っていたものが、次回作でまとまりがよくなって、しかし… ということはよくありますよね。 

青森県立三沢航空科学館

青森県立三沢航空科学館へ。

三沢空港航空自衛隊 三沢基地米国空軍 Misawa ABのとなりにある。
なのでその手の展示もある。

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館内で最初に出迎えてくれるのは、はじめて太平洋無着陸横断飛行に成功したミス・ビードル号の復元機。なるほど、そうなんすね、という感じで、次へ… 

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ウエストランド・シコルスキーS-51. 東北電力が使っていたもの。

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エンジン。
空冷星型がこんなふうに入ってる。重心どまんなか。すごい。
ヘリコプターの空冷星型というとシコルスキーS-55が思い浮かぶけど、S-55はこの機種の発展系らしい。エンジンをお腹から鼻先に持っていったんだね。

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ここの目玉はやっぱり航研機。本物は羽田の地下に埋まっているので、ここにあるのはレプリカ。でかい。

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零式艦戦の21型(のレプリカ)もある。

「ゼロ戦」の展示というと、ときに戦争の悲惨さ方向に振ってみたり、あるいは日本人の叡智と英霊のイケイケドンドンになってみたり、さらに最近はジブリの映画も加わって「めんどくさいなー」という気が起きてしまうのだが、音楽でいうとビートルズやマイケル・ジャクソンの面倒くささに似ているね。

ここのはそんなでもなく、割と淡々と「モノ」として見ることができる。

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その手前には、零戦設計者の堀越二郎はじめ、戦時中の戦闘機設計者全員が「アベンジャーズ」のごとく加わってつくったYS-11もあるが、そういった関係性の説明はそれほどでもなかった。

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十和田湖から引き上げられた一式双発高等練習機。くっしゃくっしゃ。

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さて、三沢航空科学館で僕がいちばん見たかったのは「彩雲の尾翼」なんですが、館内の案内やサイトにも書いておらず、展示員に聞いてもすぐにはわからず、年配のおじさんに聞いてはじめて「昨日から別の展示に貸し出してるんですよ」ということが判って、残念…

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狭い空母のうえで、脚を出して前上がりでじっと駐機してる状態での全長をなるべく抑えるため、末尾がななめにカットされてるんですよね。

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さて、外にでると、いろいろその筋の実機が展示されてます。
三沢ABのF-16はもちろんのこと、

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P-3エレクトラの輸送機型UP-3. 偉い将校の個人機だったらしい。

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お約束のT-33. 夕方に入間に低空で飛んでいく連絡機が練馬からは毎日夕方に見られた。P-80/T-33と零戦の胴体構造の類似点とか言及されてたらひと味濃くて面白かったんだけどな。

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ほかにF-104J, F-1, T-2 (ブルーのも), T-3などもありました。

一番はじっこにあったF-4EJ改。

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